看護学校を卒業して、いよいよ動物病院で働くといったものの、動物看護師の「仕事服や身だしなみ」はどういうのが正しくて、アクセサリーはどこまで大丈夫なのか気になるところ。
例えば、
- 仕事服は?
- 髪の色どこまで?
- ネイルはしてもいいの?
- ピアスはあり?
- 腕時計は?
最近の仕事服の傾向や、先輩に怒られないような身だしなみについて、愛玩動物看護師専門の当サイトが詳しく丁寧に解説していきます。
新人動物看護師の方やアクセサリーが気になる方はぜひご覧ください!
動物看護師の仕事服は3種類ある
まずは動物看護師の基本の仕事服を見てみましょう。
多くの動物病院で採用されているのは下記の3種類です。
①白衣
白衣タイプは、「ワンピースやジャケット、チュニック」といった様々な形があります。
フォーマルな服装なので、清潔感や柔らかい印象を与えます。
②ケーシー
ケーシータイプは、襟元が高く、肩にあるボタンなどで脱着するのが特徴的です。
動きやすく作業のしやすいデザインなので、 多くの看護学校でも採用されているユニフォームです。
③スクラブ
スクラブタイプは、Vネックになっており、Tシャツのようにゆったり着ることができます。
動きやすいのはもちろんのこと、素材が丈夫なので動物病院では人気の高いユニフォームです。
仕事服を選ぶポイントは3つあります。
- 清潔感がある
- 素材が頑丈
- 着替えやすい
動物病院では、犬猫に引っかかれることや体を大きく使って大型犬を保定したりするので、素材が頑丈であることが条件になってきます。
そのことから最近ではスクラブを採用する施設も増えています。
ちなみに。
スクラブは、ごしごし洗うといった意味の「スクラブ」が語源で、強い力で洗っても生地が傷みにくい頑丈な素材で作られています。
また、カラーバリエーションも多く人気が高いのもその一つです。
動物看護師の身だしなみ4つのポイント
動物看護師は飼い主さんと接することが多いので、清潔感を意識し身だしなみに気をつけないといけません。
職場でルールが定められている場合はそれに従いましょう。
・爪
・足元
・アクセサリー
髪型、髪色
髪型で第一印象は大きく変わります。
例えば、
- ボサボサで清潔感がない
- 髪が顔にかかっている
- 髪色が極端に明るい
このような髪型では飼い主さんに悪い印象を与えてしまいます。
髪が長い人は、アップスタイルにしたり、髪を束ねたり、前髪はピンなどを使って、髪が顔にかからないように気をつけましょう。
髪色は、「ダークブラウン、ナチュラルブラン」程度にします。
インナーカラーの場合は髪を束ねて外から見えないようにしてくださいね。
どこまで明るく出来るかは、髪色が一番明るい先輩に合わせるといいでしょう。
爪
爪が長いことで動物にケガを負わせてしまう可能性があり、保定時や移動のとき、無意識に動物の皮膚を傷つけてしまいます。
衛生面として感染症や異物混入を防ぐためにも、短く切って丸く整えましょう。
動物病院でネイルはNGのところが多く、ヒト医療でも同様にNGとされています。
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ちなみに、グリーンネイルという爪の病気があります。
緑膿菌による細菌感染でそのまま放置していると、爪が変色したり剥がれてしまう場合があります。
動物看護師は便や尿、血液などといった動物の体液に触れてしまうこともあるので衛生面は十分に気を付けましょう。
足元
飼い主さんと話す際、同じ目線で話すように決められている動物病院もあります。
そのときにしゃがむので、足元に目がいきます。
シューズが汚れていないか、毎日チェックしておきましょう。
ちなみに。
シューズ選びは、穴が無いタイプのクロックスがおすすめです。
針が落ちてきたときにも安全で、蒸れにくい特徴があります。
職場で指定されている場合はそれに従ってください。
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アクセサリー
動物病院においてアクセサリーの着用は基本NGです。
ピアスやネックレス、腕時計は保定時に動物の爪が引っかかったり、目に当たる可能性があるためです。
フックやリング型ではないピアスでも同様です。
また、腕時計を検査時のタイマー代わりに使おうと考えていたとしても、その場合はタイマー付きの多機能電卓を使いましょう。
詳しくはこちらの「動物看護師におすすめの便利アイテム5つ!」をご参考にしてください。
動物も人間もケガしないために、アクセサリー類は着用しないようにしましょう。
結婚指輪については動物病院によって大きく異なるので、職場のルールに従ってください。
ただし、便や尿、血液などが付着する可能性もあるので、汚れるのが嫌な方は外しておきましょう。
まとめ
仕事服やアクセサリー、髪色などは職場で指定されていることが多いので必ず確認するようにしましょう。
身だしなみのポイントは、「清潔感とケガ防止」です。
髪色やネイルなど、どこまで明るくしても平気なのかは職場にいる先輩動物看護師を参考にしておきましょう!
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