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新人動物看護師の教え方「指導方法はこれで決まり!」

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4月から入社した新人動物看護師さんの教育担当になった方は、どのように教えたらいいのかで悩むことがありますよね。

例えば、

・そもそも何を教えたらいいのか分からない
・自分もまだ全然できてないし
・教えるって言われても。。

初めて教育担当になると不安で悩みが尽きません。

しかも、動物病院によっては教育プログラムが構築されていなかったりして、自己流でやるところも。

この時期はドキドキな先輩も多いのでは。

そこで、愛玩動物看護師専門の当サイトが『新人動物看護師の教え方』について詳しく丁寧に解説していきます!

今年教育担当になった方や自信がない方はぜひ最後までご覧ください!

目次

新人と教育担当(先輩)はバディー関係になってる

指導方法の前に、まずは教育システムについて理解しておきましょう。

新人の教育を行うときは、基本的に二人一組が良いとされています。

なぜかというと、実務指導以外にも新人さんの精神的なサポートや職場生活上での相談役として重要な役割があります。

気軽に相談できる先輩という存在は必要ですね!

また、指導内容を統一できるのも理由の一つです。

もしも、教育担当が複数人いると、「あの人はこう言ってた!、違うやり方になってる!」などといったことが起きやすくなります。

医療ではプリセプター制度と呼ばれる

プリセプター制度とは、新人動物看護師(プリセプティ)に、先輩動物看護師(プリセプター)が付き、二人一組になって指導していく方法です。

マンツーマンで教えることによって、細かい看護技術の指導や精神的なサポートが行えます。

ちなみに一般企業では、

  • OJT制度
  • エルダー制度
  • ブラザー指導
  • メンター制度

などと呼ばれています。

指導で気を付けるべき3つのポイント

初めに、プリセプティーに指導を行う際、気を付けないといけないことがあります。

それは、

  1. 感情的に指導してはいけない
  2. 許容できるミスに対して怒らない
  3. 許容できないミスを起こさせない

この3つがプリセプターの心構えになります。

詳しく見ていきましょう。

感情的に指導してはいけない

誰もが経験あると思いますが、頭の中ではイメージ出来ていたとしても、実際にやるとうまくいかないことはよくあります。

特に、新人の時はなおさら顕著に表れ、先述した通り「緊張や不安」が生じるものです。

これに対して、強い口調や大きい声を使うと萎縮してしまい、さらに負のスパイラルへと陥ってしまいます。

「時間がかかったり、すぐに答えられなかったり、覚えていなかったり」、したとしてもプリセプターは、「なぜ時間がかかってしまったのだろう、覚えられるようにするにはどうしたらいいのか」と論理的に考えるようにしましょう。

許容できるミスに対して怒らない

あたりまえですが、新人のうちはミスをすることがとても多いです。

例えば、

  • 授業では浅く広くしかやってない
  • 臨床に必要な知識が無い
  • ローカルルールが分からない

などといった理由から、すぐに出来ないことは当然です。

なぜミスしてしまったのかをしっかりとフィードバックして、1つずつ確実に出来るようにすることを目指しましょう。

許容できないミスを起こさせない

プリセプティーがミスをしてしまうのは仕方ないことです。

しかし、大きなミスをしてしまうのは「プリセプターもしくは教育プログラム」が原因です。

プリセプティーのできる業務を把握しておらず、難易度の高い業務をいきなり任せたことで発生したり、プリセプターができると判断したが、その後のフォローが無いまま業務が行われているかのどちらかです。

プリセプティーの大きなミスが起きるということは、指導方法の見直しが必要と言えるでしょう。

<時には怒るのも仕事!>

許容できないミスを起こしてしまうのは、プリセプティーのミスではありませんが、「簡単な業務で何度もミスしている、過去に同じミスを数回している、完全にやる気が無い、遅刻が多い、欠勤が多い」など、明らかにプリセプティーの不注意や怠慢が確認されるのもは、強く怒ることも必要です。

企業によっては、怒る代わりに重たいペナルティーを設ける場合もありますが、命に係わる獣医療ではその場で厳しく怒ることも大切なことです。
ただし、感情的だけで怒るのではなく、その後のフォローやフィードバックもしっかりと行いましょう。

プリセプティーの指導方法

プリセプティーに指導する方法は、

  1. 業務の全体像を伝える
  2. プリセプターがやってみせる
  3. フィードバックをする

この3つになります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

業務の全体像を伝える

業務には簡単なものから難しいものまでありますが、これらを全て教えることはできません。

しかし、業務を教えていく中で簡単なものだけを教えると全体像がつかめないこともあります。

例えば、手術時の補助を行うとしましょう。

流れは「留置・薬剤・挿管の準備→消毒の準備→モニター機器の装着→剃毛→手術室へ移動」となりますが、新人のときに出来るのは「留置や挿管の準備、消毒の準備」がやっとでしょう。

しかし、準備だけの説明をしても、その後の流れが分からないと何に使うのか理解できていなかったり、流れが分からないことから、作業の順番を間違えたりする場合があります。

どの業務でも全体像を伝えてあげることはとても大切です。

業務の全体像を教える際に、業務チェックリストなどを使用するのも有効です。
最初の時は分からないことが分からないので、どのような技術が必要でどんな業務があるのか分かりません。
技術リストのような全体が分かるものがあると良いでしょう。

やってみせる

人は文章や口頭で説明された内容より、直接見た内容の方が理解しやすい傾向にあります。

若干意味は異なるかもしれませんが、「百聞は一見に如かず」ということわざもあります。

また、とある有名な言葉で、

「やってみせ、いってきかせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ、話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず、やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

http://kwww3.koshigaya.bunkyo.ac.jp/wiki/index.php/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E4%BA%94%E5%8D%81%E5%85%AD

この名言はとても大切な考え方です。

プリセプターが実際にやってみせることでイメージさせて、全体像を伝えた後に、プリセプティーがやってみることで、出来るイメージが付くようになるのです。

フィードバックをする

プリセプティーに体験させた後は必ずフィードバックを行います。

具体的な内容はとしては、

  • ここが上手に出来ていた
  • ここはこういう風にすると良い
  • こういうとこに気を付けよう

というポイントを押さえて伝えましょう。

ここで重要なのが、必ず褒めから入るようにしてください。

ネガから入るとその印象が強くなり、最後に褒めを伝えてもネガティブな印象で終わります。

「褒め→修正→注意」この順番でフィードバックを行いましょう。

動物看護の指導はカルテを使うと効率UP!

動物看護実践は専門用語も多く指導しづらいところもあります。

そういうときには、カルテを使います。

プリセプティーにはカルテに書いてある90%を理解できるようになろう!と伝えましょう。

カルテに書いてあることは、実践的でより具体的な内容になっているので、それを理解できれば全体のイメージがつかめて指導もしやすくなります。

獣医療ではその日、その時によって行う業務が異なるので、経験できる内容も変わります。

そのため、カルテを用いることでどのような状況でも実際に行った業務を知ることができます。

まとめ

新人と教育担当(先輩)はプリセプター制度で行い、看護技術の指導や精神的なサポートも担います。

指導で気を付けるべき3つのポイントは、

  • 感情的に指導してはいけない
  • 許容できるミスに対して怒らない
  • 許容できないミスを起こさせない

になります。

プリセプティーの指導方法は、

  • 業務の全体像を伝える
  • プリセプターがやってみせる
  • フィードバックをする

この3つを意識して行いましょう。

教え方ひとつでその人の成長スピードは大きく変わります。

相手のことを理解しながら、感情的にならず、論理的に指導していきましょう!

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