動物病院の多くは、自院の「ホームページ」をもっていて、その中にブログ機能があることも
珍しくはありません。
そのブログの更新を、動物看護師に任せているところは多いです。
もしも院長から、「明日からあなたがブログを書いて」とお願いされたとすると、
ほとんどの人は、
- どうやって書いたらいいの?
- 文章はニガテ
- 私にはできない<
と思うでしょう。
でも全然大丈夫です。
愛玩動物看護師専門の当サイトが、「ブログの簡単な書き方について」詳しく解説していきます。
文章を書くことがニガテな人でも問題ありません。
これを読んだ動物看護師さんが、明日からすぐにブログを書けるように丁寧にお話ししていきますね!
ブログを書くときは「PREP法」を使おう
初めてブログを書くといっても、どのように書いたらいいのか分からない方がほとんどです。
そこで、誰でも簡単に書ける「PREP法」をご紹介します。
PREP法とは
- P oint(結論)
- R eason(理由)
- E xample(具体例)
- P oint(結論)
「①結論(私はこう思います)⇒②理由(なぜなら)⇒③具体例(例えば)⇒④結論(なので~だと思います)」の順番に書く、文章構成のことです。
誰でも簡単に分かりやすい文章で書けるようになっています。
ちなみに、「PREP」はそれぞれの頭文字を取ったものです。
PREP法のメリット
PREPを使うことのメリットはいくつかあります。
例えば、
- 自分の筆が迷わない
- 何が言いたいか理解できる
- ブログを見てくれる人が多くなるかも
「文章を書く人のあるある」ですが、自分で文字を書いていて途中から何を書いているのか、
分からなくなることがあります。
これは、頭の中で文章の構成が決まっていないことで起きる、あるあるです。
結論から書くと、読者は内容が理解しやすく、自分も迷うことなく書き続けられますし、
読者にとって分かりやすい文章であれば、当然見てくれる人は増えます。
読者は先に結論が知りたい
これは話すときも同じですが、長々と出来事を話すよりも、結論を先に話した方が相手はスッキリします。
もしも、結論を先に言わないとどうなるか見てみましょう。
PREP法なしのパターン
例えば、「犬の正常な尿量は?」というテーマでブログを書いたとします。
- <文章の構成>
- そもそも尿が作られる仕組みは?
- 解剖図で詳しく解説します。
- 尿量で病気になっているかが分かるかもしれません。
- 尿量はこうしないと正しく測定できません。
極端な例ですが、だらだら説明されても「早く正常な尿量を教えて!」となりますよね。
もちろん全く意味の無い話ではありませんが、結論から言ってくれた方がスッキリします。
次にPREP法ありのパターンを見てみましょう。
PREP法ありのパターン
- <文章の構成>
- 結論:正常な尿量は1kgあたり20~50mlです。
- 理由:尿量の極端な増減の変化は病気のサインかもしれません。
- 具体例:代表的な病気は腎臓病や糖尿病などが挙げられます。
- 結論:正常な尿は1kgあたり20~50mlと覚えておきましょう。
いかがでしょうか。
PREP法を使うと、読者の知りたいことが一番早く知れますね。
「結論⇒理由⇒具体例⇒結論」の順番で書くだけで分かりやすい文章になります。
追加で説明したいことがあれば、具体例の後に書きましょう。
迷ったら「結論」を先に書こう
書くことを迷ったり、PREP法を忘れてしまったとしても、とりあえず結論を先に書くようにしてください。
理由や具体例が無くても、結論が先に分かれば相手に言いたいことが伝わります。
動物病院のブログには、日記のように書いているところもあるので、その場合には「理由、具体例」は、
必要ありません。
「今日は00しました」のように結論を書いてから、その出来事を続けて書いていきましょう。
まとめ
PREP法は誰でも簡単で分かりやすい文章を書く方法です。
①結論(私はこう思います)⇒②理由(なぜなら)⇒③具体例(例えば)⇒④結論(なので~だと思います)という順番で書きます。
ちなみに、繰り返し書いていると自然とPREP法で書けるようになりますよ!
動物病院での「読者」は飼い主さんの可能性があるので、分かりやすくて楽しい文章ならリピートして見てくれるかもしれません。
ぜひ明日から使ってみてくださいね!
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