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【簡単】動物看護師ができる採血の練習方法

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令和4年5月1日に施工される「愛玩動物看護師法」では、愛玩動物看護師が採血を行うことができます。

ただし、いざ採血しようとしてもすぐに出来るわけではありません。

採血には練習が必要ですが、現在の法律では動物看護師が犬猫の採血を行うことはできないので、生体を使わない方法で練習する必要があります。

愛玩動物看護師専門の当サイトが「採血の練習方法」について詳しく丁寧に解説していくので、採血をするときが来てもいいように今から準備をしておきましょう!

※愛玩動物看護師の詳しい業務範囲などについては下記をご参考にしてください。

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目次

採血の練習方法

動物の採血練習は生体を使わない方法でやる必要があります。

例えば、ヒトの看護師では、先輩や同僚の看護師同士で採血をして練習することもできますが、

愛玩動物看護師にはそれができません。

なので、採血練習キットを購入するか、自作した採血練習キットで行う必要があります。

ちなみに、採決練習キットはこのようなものがあります。

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ヒト用なので血管はやや大きめですが、「刺して、内筒を引く」という感覚をつかむ練習にはぴったりです。

一度試してみるのも良いでしょう。

それでは、お手製の採血練習キットを作る方法について解説していきます。

採血練習キットの作り方

まずは、以下のものを用意します。

  • 針(25G or 23G)
  • シリンジ(1ml or 2.5ml)
  • 翼状針(使用済みのもの)
  • テープ
  • ガーゼ
ちなみに、
針やシリンジ、翼状針は使用済みのもので構いません。
採血に使用した針・シリンジや皮下点滴・留置に使用した翼状針などを用意しましょう。
また、点滴チューブなどよりも翼状針のチューブの方が犬の血管に近いサイズとなります。
新品はコストがかかるので使用しないことをお勧めします。

※針やシリンジ、翼状針の使用については職場のルールに従ってください

では、実際どのように作るかというと、

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このようになります。

手順①:翼状針をまっすぐピンと伸びるようにテープで固定します

手順②:翼状針のチューブ内に水や色の付いた液体を入れます

手順③:翼状針のチューブ上にガーゼを乗せます

次に使い方を見ていきましょう。

自作した採血練習キットの使い方

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写真のように、ガーゼの上から針を翼状針のチューブに刺します。

このときシリンジの内筒を引いて、チューブ内の液体がシリンジ内に流入すれば成功です。

ちなみに、ガーゼの下にあるチューブを疑似的な血管に見立てているので、ガーゼはずらさないようにします。

【採血練習のコツ】
翼状針のチューブに針を刺すときは必ず一発でサクッと刺しましょう。
というのも、実際の生体ではゆっくり針を刺すと血管が逃げてしまうことがあります。
さらに、刺したとき犬猫が暴れてしまい採血が困難になる可能性もあるため、一発で血管にヒットさせるように意識しましょう。
針の刺入角度や深さも意識するとより実践的に練習ができます。

もし、採血練習の難易度を上げたい場合は、500mlのペットボトルに翼状針を固定しガーゼを2枚乗せることで、より血管が見えにくく感触も分かりづらくなります。

まとめ

動物看護師による採血の練習方法は、翼状針のチューブを血管に見立てて刺入の練習を行います。

国家資格後は採血が愛玩動物看護師の業務範囲になるので、今のうちから練習して少しでもイメージできるようにしておきましょう。

採血は刺した数で決まります。

コツコツと練習することで必ず上手になるので、繰り返し練習あるのみです。

また、採血を行うにあたって完全血球計算や生化学検査の各項目についてもしっかり学びましょう!

詳しくはこちらをご参考にしてください。

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